2006年06月

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時差の関係でもう昨日ですが、自転車を借りてストラスブールの街を走ってきました。とにかく気持ちよかった~。詳細は、Cyclingtime.comの現地レポートで。
ブログの方は、食べ物ネタにします!

フランスに着いた当日の月曜日は、フランスのスポーツ紙「レキップ」のジャーナリストをしているバーバラのお宅に泊めてもらったのですが、彼女はスラスブールのあるアルザス地方出身で、ストラスブールのジャーナリスト学校に通っていたんです。それで、ストラスブールの観光地とアルザス地方の料理を教えてもらいました。

観光地は次の機会にして、アルザスの地方に行ったら食べなきゃと薦められたのが、「クグノフ、シュークルート、ブレッゼル、マステール、ベッコフ、タルトフランベー」。この中であなたは何個ご存知ですか?私はシュークルートの1つだけでした。

クグノフは、普通はクリスマスなどで見かける砂糖がかかったお菓子。アルザスでは季節を問わず食べるそうです。
シュークルートは、酢漬けのキャベツにジャガイモやソーセージ、ハムなどがのっています。ドイツ語のザワークラフトと言った方が分かりやすいかも?
ブレッゼルは、塩味のきいたカリカリのお菓子。いわゆるプリッツェル。
マステールは、匂いのきついチーズ。
ベッコフは、数種類の肉を白ワインにつけ、じっくり焼いて煮込んだもの。
タルトフランベーは、薄いピザみたいなもの。

内容を聞いたら、ブレッゼルとタルトフランベーは食べたことがありました。

それで今朝、パン屋で大好物のレーズンパンを買おうとしたら、「レーズンパンならこの小さいのか、クグロフだね」と言うので、迷わずクグロフにチャレンジ!クグロフと言うより、ブリオッシュみたいなんだけど、レーズンたっぷりで美味しかったです。

お昼は、駅前のカフェでストラスブールサラダなるものを頼んだら、ソーセージののったサラダが出てきました。ボリュームもあって美味しかったですよ!飲み物は、これまた私の大好きな炭酸水を頼んだら、「リスベス」と言うアルザス地方のお水が出てきました。ラベルもかわいかったです。

夕食は、マッシュルームとベーコン入りタルトフランベーを食べました。サクサクしていて、美味しい!お値段も7ユーロくらいで手ごろです。

以上、CHIHOの1日の食事でした。ツールが始まるとこうやって3食ちゃんと食べられる日が少なくなるんだよな~。今のうちに、楽しまなきゃねっ。

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月曜日、無事フランスに着きました。
出発日の大阪はあいにくの雨で、パリは到着したとたんに雨が降ってきました。
ヨーロッパに来ても雨続きのCHIHOです。

パリで1泊友達の家に泊めてもらい、昨日の夜電車で4時間かけてストラスブールまでやってきました。TGV(フランスの新幹線)がまだ開通していないので、結構時間がかかるんです。TGVが通る2007年になれば、所要時間は半分くらいになるそうです。

それにしても、昨日の夜は騒がしかったですよ!
もちろん、サッカーワールドカップのフランス対スペインの試合です。

ホテルの部屋にいたら、「ウォ~」「アァ~」と道端のカフェやレストランでテレビを見る人々の歓喜や落胆の声が聞こえ、テレビを見なくても声だけで試合の流れが分かるような感じでした。
ジダンが最後に駄目押しの3点目を入れたときは、ひときわ歓声がすごく、これで引退するジダンの勇姿に、フランス中が熱狂していました。

試合が終わるとクラクションを鳴らしながら車が走り回り、狂ったように大騒ぎしていました。それが夜中の1時まで続いたんです。全くっ、眠れないよ~。

今日から、フランスはソルド(バーゲン)です。女性にとってはサッカーとは違う意味で熱狂しそうですね。

ツール・ド・フランスの方ですが、昨日レキップを見たらツールを主催するASOがアスタナ・ウルトのツール出場を拒否しているようで、大変な状況になっています。
こちらの話は、Cyclingtime.comの現地レポートの方に書くので、また見てください。

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ツール・ド・フランス開催まで、もう1週間をきりました。
今まで7年間ツールで君臨してきたランス・アームストングが引退したので、今年は誰が勝つのでしょうか?ワクワクしますね~。

皆さん誰が勝つと思いますか?

私の予想は期待も込めて、
1位 ヤン・ウルリッヒ(ドイツ、Tモバイル)
2位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ・ウルト)
3位 フランシスコ・マンセーボ(スペイン、アージェードゥーゼル・プレヴォワイヤンス)

これを見て、「なぜイヴァン・バッソ(イタリア、チームCSC)がいないんだ」と、言う人もいるかもしれませんが、まあ普通の予想ならバッソが1位か2位ですよね。でもそれじゃ、面白くない!

ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのWツール制覇ってそう簡単じゃないと思うんですよね。ジロに出場していなければ、絶対ツールの優勝者にあげるところなんですが、ジロに出て優勝しているので今年のバッソは4位か5位くらいじゃないかな~と私はずばり予想します。
チームCSCは本当に強いです。でも、バッソがミスしそうな予感がするんです。

ウルリッヒは順調にコンディションを上げてきていて、タイムトライアルでもライバルからタイムを稼げそうです。ただチームがどれくらい彼をアシストできるか。その点ちょっと不安なところも。

2位のヴィノクロフは、チームが無事ツールに出場できる事になり、一段と張り切っているはずです。なんと言ってもこのツールのために母国の企業がスポンサーについたので、お国を背負って勝ちに来るはずです。
昔ヴィノに話を聞いたときに、「ツールでステージ優勝したって、カザフスタンじゃ大して取り上げられないんだ。オリンピックで勝たなきゃだめなんだ」と言っていたのを思い出します。あの頃に比べて、今では彼の活躍でカザフスタンでも自転車ロードレースがメジャーになりつつあるようですが、やっぱり一躍有名になるにはツール・ド・フランスでの総合優勝しかありません。今年はそれを狙えるチャンスだから、これくらいの成績は出してくるんじゃないかな?
チーム体制もしっかりできているし、チームとしても意外と強そうです。

3位にマンセーボをあげたのは、これはかなり私の希望が入ってます。彼は表彰台狙いなので、3位で大満足なんです。マンセーボ自身、去年のツールで「1位ウルリッヒ、2位バッソで僕が3位」って予想をしていたんですが、残念ながらアームストロングが優勝したので、一つずつずれてマンセーボは4位。「今年はどうなると思う?」って彼に聞いたら、「もちろん1位ウルリッヒ、2位バッソで僕3位」だそうです。だから、ぜひ3位に入って欲しいな~。地味だけとコンスタントな走りで上位に食い込んでくると予想しています。

現在プロツアーランキングでトップのアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケスデパーニュ・イリュスバレアレス)も総合上位に入ってきそうです。

あと、謎なのがフロイド・ランディス(アメリカ、フォナック)とリーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、ゲロルシュタイナー)のアメリカ人2人。ランディスは今季ステージレースで3度総合優勝しています。ライプハイマーはツールの前哨戦のドーフィネ・リベレで総合優勝したので、調子がいい事は確かです。ただ、チーム力から見るとどちらも総合優勝は難しいかな~。

皆さんの1位予想は誰ですか?

このブログには投票機能がついているので、ツール・ド・フランスの総合優勝予想を立ち上げました!
左にある「投票」から投票してみてください。コメントもしていただけると、予想が当たった人には何かプレゼントあるかも。

締め切りは、山岳ステージが始まる7月12日までです。

今日の写真は、マンセーボです。

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元リバティーセグロス・ウルトが、アスタナ・ウルトとしてプロツアーに認定されました。先日まで行われていたツール・ド・スイスでは、リバティーの文字を白で隠したちょっと寂しいジャージでしたが、ツール・ド・フランスではアスタナ・ウルトの新ジャージとなります。詳細はもうそろそろcyclingtime.comでUPされるかな?

私としては今年のツール・ド・フランス総合優勝者としてアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン、アスタナ・ウルト)に期待をかけていたので、無事ツールに出場できてうれしいです。今シーズン、このチームはヴィノクロフの総合優勝体制で組まれているので、チームCSCやTモバイルと互角に戦ってくれることを期待しています。ただドーピングスキャンダルのこともあるし、ヴィノの総合優勝となるとちょっと厳しい感じかな?チームの団結力とか雰囲気とか変わっている可能性もあるので、現地に行ったら早速チェックしてみます。

それと、フランク・シュレク(ルクセンブルク、チームCSC)が21日に顔面から転んで大ケガをしたとのニュースが入ってきました。アムステルゴールドレースで、優勝したシュレク。ツールでは、イヴァン・バッソ(イタリア、チームCSC)のアシストとして期待されている選手なだけにちょっと心配です。現在、ルクセンブルクチャンピオンジャージを着ているのですが、日曜日のナショナル選手権にはこのケガで出場できないみたいなので、ここはぜひ同じチームに所属している弟のアンディに頑張ってもらいたいところです。

写真は、1枚目がヴィノクロフ、2枚目がシュレクです。

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ツール・ド・フランスの出場メンバーが、各チーム続々と発表されています。

中でも驚いたのが、チームCSCのファビアン・カンチェッラーラ(スイス、チームCSC)。
ツールメンバーに選ばれなかったんですよ!カンチェラーラといえば、2004年ツールのプロローグで優勝し、マイヨ・ジョーヌも着た選手です。今年はパリ~ルーベで優勝していて、ツールでもプロローグを狙うとスイスのジャーナリストから聞いていたので、選出されなかったと知って残念です。

彼の所属しているチームが悪かったとしか言いようがありません。

なんといっても、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスのWツール制覇を狙うイヴァン・バッソがエースなので、万一カンチェラーラがプロローグで勝ってマイヨジョーヌなんか着ることになったら、前半のステージで集団をコントロールせざるをえなくなって、チームにとっては負担になりますからね。他のチームだったら、余裕で出場できていたに違いありません。

チームCSCのツール出場メンバーは
イヴァン・バッソ(イタリア)
カルロス・サストレ(スペイン)
フランク・シュレク(ルクセンブルク)
イェンス・フォイクト(ドイツ)
スチュアート・オグレディ(オーストラリア)
ボビー・ジュリク(アメリカ)
デーヴィット・ザブリスキー(アメリカ)
ジョヴァンニ・ロンバルディ(イタリア)
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ) の9人です。

これを見ると、メンバーはステージ優勝できそうな選手ばかりで、選手層の厚さがうかがえます。その実力を持った選手達が、ステージ優勝は狙わずにバッソのためにアシストとして走るんですから、最強チームなのは確かです。ただ、5月に行われたジロですでに総合優勝しているバッソが、調子を崩すことなくツールの3週間も戦い抜くことができるか?そこが問題なんですよね。

やっぱり、今年のツールは面白くなりそうです。

各チームのツール出場メンバーなどの詳細は、CyclingTime.comでUPされる予定なんですが、まだ数チームしか出ていません。
とにかく早く知りたい~と言う人は、ツールHP公式サイトをどうぞ。
最終的なツール出場選手の決定は30日です。

写真はチームCSCのエース、イヴァン・バッソ(イタリア)です。

■ツール・ド・フランス出場予定メンバー(ツール公式サイト)名前の横にある「*」は補欠選手
http://www.letour.fr/2006/TDF/RIDERS/us/engages.html

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