日本でもJスポーツで生中継され、中継が始まると先頭で逃げる2人の選手にフミ（別府史之）が入っていました。
いや～、日本チャンピオンジャージを着て先頭を走るフミが見られるなんて本当ビックリです。それと同時にやっぱりやってくれたのか！という印象でした。
実は世界選手権で会った時に、「今後プロツアーに出場する予定なんで、そっちの方で何かやりたいんです」って、言っていたんです。
調子は本当にいいって言っていたし、体形もシェープアップされて、コンディション抜群だったんでしょうね。
日本人選手がこんなビックレースで活躍する姿をそれもテレビで日本にいながらにして、ライブで見られるなんて本当にすごいです。結果的にフミはリタイアでしたが、いいアピールになったと思います。
フランスのスポーツ紙"レキップ"にも、『ジェレミー・ロワが日本人の別府と逃げていた』と書かれていました。一緒に逃げていたのが、フランス人だったのもラッキーだったのかもしれませんが、こうして日本人の活躍が少しでも知られることはフミはもちろん、ヨーロッパの自転車界を目指す日本人選手たちにとってもプラスになります。
ぜひ来週のパリ～ツール、再来週のジロ・ディ・ロンバルディア、そして10月22日のジャパンカップでも、活躍を見せてもらいたいですね。
ヴィノクロフがカザフスタンの先駆者となり、カシェキンなどが活躍しているように、この時代の日本人の先駆け選手として、フミには頑張ってもらいたいです。
写真は、日本チャンピオンジャージを着るフミ。世界選手権にて。
